TWO










Photo: yosuke ohtake



木造2階建 / 兵庫県
新築
建築家: ambientdesigns / 石黒泰司
構造設計担当
複雑なものを複雑なまま解き切る設計プロセス
屋根の分節、内外の繋がりを強調するハットにより、限られた敷地の中で最大限に水平方向の広がりを体感することができる住宅建築。分節されたボリュームはそれぞれの用途に応じて開口率に差が出るため、耐震要素の配置もばらつきが大きくなる。各屋根同士で力の伝達ができるよう骨組を計画し、空間構成について相談しながら耐震壁の疎密を調整している。
躯体の露出に加えてレベル差の多い計画であるため、小規模ながら繊細かつ迅速な情報共有が求められた。設計初期から3Dモデリングを駆使し、立体的な納まりについて緻密な打ち合わせを繰り返した。
Wood / Single-story / Hyogo
Structural engineering
Architect: Taiji Ishiguro / ambientdesigns